自己資本比率の意味と算出方法

自己資本比率とは、企業の財務体質の安全性を見る基本的な指標の一つで、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値です。<自己資本÷総資本(自己資本+他人資本)>の式で算出します。

一般に企業の総資本は、返済を必要としない自己資本(資本金、法定準備金、剰余金等)と返済を必要とする他人資本(借入金、社債等)に分けられます。この比率が高いほど返済や金利負担のある他人資本(負債)が少ないことになるため、企業経営の安全度が高いのです。

自己資本比率が70%以上なら理想企業、40%以上なら倒産しにくい企業と言われています。

また、株主からの資金調達である自己資本は業績が好調なときには株主に対して配当金を支払う必要がありますが、業績が悪くなったときには配当金の支払いを見送ることができます。それに対して借入金は、約定に基づき、元本の返済と利息の支払いを業績が良くても悪くても関係なく一定の約定どおりに行う必要があります。